愛知県岡崎市藤川町王子ケ入１２−４４
	0564-48-7111
	1500円〜(祈祷料として)
	10:00〜17:00(受付は16:30まで)
	不定休

下足ロッカー(なし)　※下足袋利用 脱衣ロッカー(鍵付無料ロッカー：大)

ボディソープ、リンスインシャンプー ドライヤー、麺棒、クシ

	内湯２、つぼ湯５
	なし

	なし
	会員制度

[源泉名]　一畑山薬師寺御霊泉 [泉　質]　温泉法規格該当鉱泉(フッ素、重炭酸そうだ、メタほう酸にて適合)　(低張性・アルカリ性・冷鉱泉) [源泉温度]　19.0℃　[湧出量]　6.94L/分(掘削・動力揚湯)　[pH値]　9.5　[溶存物質]　0.69g/kg　[ラドン含有量]　Rn12.4　[分析年度]　H23 [温泉の利用状況]　加水：×　加温：○　循環：○　入浴剤：×　消毒：○(塩素系)　かけ流し：×(循環型) [温泉の特徴]　色：無色澄明　香り：微硫黄臭、塩素臭　湯肌：ツルヌマ系　飲泉：あり　給湯方法：自家源泉 (旧分析)　一畑山薬師寺御霊泉(低張性・アルカリ性・冷鉱泉)　22.4℃　43.1L/分　pH9.5　0.39g/kg　Rn12.4　H14 ※旧分析は温泉法規格不適合(温泉法第２条規定による成分の適合なし)

雨が降りそうな曇り天気な平日の朝10時すぎに利用しました。この施設は「一畑山薬師寺」と言う祈祷寺で、温泉は「御霊泉」として利用することができます。地元ではＣＭ等でも有名で、温泉雑誌にも掲載されているので、私自身も気になっていました。国道１号沿いの交差点を入り、急勾配な道を上がった先にお寺があります。広大な駐車場に車を停めるのですが、大規模な寺院があり、お金かかっているなぁと言う印象(・・。)ゞ。駐車場向けへのスピーカーから施設案内のテープ放送が流れ、う〜ん「商売くさ・・・」いや何でもありません(^^;)　と色々思いながら、「御霊泉入口」とあるところから入場します。しかしながら、この入り口から入ったことにより、利用方法が逆になってしまいます(^^;) 　中に入ると、食堂施設と休憩室が広がっており、簡単な軽食メニューを利用することができるようです。御霊泉へ２階にあるので進むのですが、いまいち利用方法が分からず、近くにいた係員の方に聞いてみるとどうも「御霊泉はご祈祷を受けた方が利用できて、別の場所の受付でご祈祷の受付をしてほしい・・・ですが直接上(御霊泉の受付)でもできます(^^;)」と言うことなので、靴を階段前に用意されている下足袋に入れて靴を持参して２階の受付へ進みます。受付のお姉さんに「入浴」を希望するのですが、「お時間はございますか？」と聞かれ、あると答えると、「御霊泉はご祈祷込みとなりますので、入浴後でもご祈祷できますがいかがですか？」と聞かれ、せっかくなので、入浴後にご祈祷を希望します(*´ｪ`*)　ちなみにご祈祷受けなくても入浴は可能で、ただ祈祷料は変わらないとのことです(^^;) 　ご祈祷は申請用紙に記入する必要があり、受付前にある記入コーナーで記入します。住所と名前を書く必要があり、お願い事の欄に３つ○をするのですが、まあ「厄除け」から「家内安全」「安産」などなど42項目から選べ、これでもか〜と言うほどの項目があります(〃´・ω・`)　私の目的は「温泉」に入ることですので(^^;)とりあえず今後の安全を願って「旅行安全」をご祈祷に選びます。この申請書はご祈祷受付時にその受付に渡してほしいということで自己管理になります。実際、この施設を利用する場合は、お守り等がある受付側で「ご祈祷」の申請をして、御霊泉の券を貰い、ご祈祷を受けてから、入浴するのが一般的となります。そしてロッカーキーと、御霊泉を飲泉するためのペットボトルを受け取り、御霊泉のありがたい説明を簡単に聞き、ようやく奥へ進みます(^^;) 　脱衣室はあまり広くなく、縦長のロッカーが沢山ならんでいます。洗面台はドライヤーと麺棒、クシの常備となり、普通の入浴施設な構造と言う感じですね。 　浴場は内湯のみの構造で、右側に洗い場、左側に「御霊泉」を汲めるコーナー、つぼ湯が５つ、内湯２つの構成となっています。「御霊泉」を汲めるコーナー絶えず人気があり、汲む方が多いですねぇ。私も早速汲んでみて飲泉してみます。色は無色透明で、ツルっとしたまろやかな口当たり、ほのかな硫黄臭と言った感じで、比較的飲みやすい温泉と言う感じです。洗い場は仕切りありのタイプのみで、カランはシャワー付きの今時のタイプ、ソープ類はボディソープとリンスインシャンプーの常備です。つぼ湯は５つもあり、つぼ湯１箇所ごとに「開運」「良縁」「長寿」「財運」「合格」と文字が掲げられ、「五坤神の湯」と言う、つぼ湯を巡ることによりご利益があるような・・・シロモノです(^^;)　ま湯は溢れていないので循環バリバリな感じで、先ほどの飲泉で感じた香りは塩素臭にカバーされており、程よいツルヌマな温泉と言う感じです。奥側の「至福」名がついた内湯は一番大きい浴槽で、高台にある施設と言うことから、眺めはなかなかです。が、温泉の利用状況はつぼ湯よりもよろしくなく、オーバーフローしない循環タイプの浴槽なのか、浮遊物が気になる感じです(ﾉ△･｡)一番いいのは洗い場の横にある小さめの浴槽で、こちらはオーバーフローするタイプでぬるめに設定されているため、長湯できる感じでした。まあ、施設としては、各浴槽にご利益ありそうな名前が付いている以外、普通の入浴施設と言う感じですね。 　湯上がりは、アルカリ性の温泉らしく肌が張る一方、時間が経つにつれ意外なくらいツルツル肌になります。気になるのは温泉分析表なのですが、この温泉は他のホームページ等でも取り上げられている通り、温泉法上の規定に該当する成分が無いことから、温泉法としての温泉でない・・・状態でしたが、平成23年に再分析されており、泉質的には療養泉(単純温泉とか)には該当しない温泉である事は変わらないのですが、数値を見ると、 「ナトリウムイオン　206.5」(旧分析では110) 「フッ素イオン　3.9(旧分析では1.5)」 「炭酸水素イオン　359.6(旧分析では204)」 「メタほう酸　8.9(旧分析では2.9)」 と成分量が格段に増えており(^^;) 「フッ素(2mg以上)」 「重炭酸そうだ(ナトリウムイオン＋炭酸水素イオン＝340mg以上)」 「メタほう酸(5mg以上)」 と３つの成分量が温泉の規定以上に該当しており、温泉法的にもちゃんとした「天然温泉」となっていました(^^;) 　祈祷は30分単位で開催され、あれこれで約１時間くらいかかりました(^^;)この施設は「ご祈祷」が本来で、温泉はご祈祷のおまけですので、「温泉」だけを目的にすると、やや場違いな雰囲気かなぁと思いました。(2013/03)

[感想＆評価] 温泉：★★★☆☆() 清潔：★★★★☆() 施設：★★★★☆() 料金：★★☆☆☆() 総合：★★☆☆☆()

[最寄の高速道路など] 岡崎IC [最寄の主要道路] ＪＲ東海道本線：岡崎駅 路線バス利用 名鉄名古屋本線：藤川駅 徒歩約25分