旅ゆ－奈良県（下北山温泉きなりの湯）

	奈良県吉野郡下北山村大字上池原１０２６
	07468-5-2001
	600円
	11:00～21:30(受付は21:00まで) ※土日祝は10:00～22:00(受付は21:30まで)
	第２・４火曜日

	下足ロッカー(下駄箱) 脱衣ロッカー(鍵付100円リターン式：小)
	ボディソープ、シャンプー、リンス、ドライヤー
	内湯１、ジャグジー(バイブラ)、うたせ湯水風呂、サウナ、露天１、歩行浴
	あり(電気式：テレビなし)

	日替わり
	ゆらん割引

[源泉名]　下北山温泉　きなりの湯
[泉　質]　ナトリウム－炭酸水素塩・塩化物泉(低張性・中性・低温泉)
[源泉温度]　26.4℃　[湧出量]　58.5L/分　[pH値]　7.5　[溶存物質]　1.90g/kg　[ラドン含有量]　未記載　[分析年度]　H20
[温泉の利用状況]　加水：×　加温：○　循環：○　入浴剤：×　消毒：○　かけ流し：×(循環型)
[温泉の特徴]　色：薄黄色澄明　香り：粘土臭　湯肌：ツルツル系　飲泉：なし　給湯方法：自家源泉

　「温泉シールラリーゆらん」での利用です。前回、十津川温泉を利用した時に近くに寄ったのですが、時間の関係で寄れず、かなり後回しになって利用した施設です。奈良県でも最南端にあり、もの凄く辺ぴな場所にあるので、道のりはかなりの覚悟が必要です。地図を見るまでは山中のスポーツ公園の中にある温泉地をイメージしていたのですが、実際に行ってみるとダムと山の絶壁直下に施設があり、かなりのロケーションに圧倒しました。

　平日のオープンに利用したのですが、やはり辺ぴな場所なのか、待客は１組しかいません。オープンになり、靴を鍵なしの下駄箱に入れます。温泉の受付は脱衣所前にあるそうなので、奥に向かいます。通路には畳敷きの休憩所や売店、食堂があり施設は充実しています。受付のおばあちゃんに入泉料とシールラリーの対応をしていただき、脱衣室へ向かいます。

　浴場は「槙の湯」と「栃の湯」とあり男女日替わり入れ替え制で本日は「栃の湯」となっていました。脱衣室は開放的でロッカーは100円リターン式の小サイズのみとなります。洗面台はドライヤーのみの装備でやや質素なイメージを感じました。浴場は石造りな感じで、右側に仕切りなしの洗い場、左側にうたせ湯、サウナ、ジャグジー、内湯の構成です。かけ湯は中央にありミニ浴槽な造りで面白かったです。サウナは３人で満員御礼サイズで、丁度良い温度でした。洗い場はこの施設オリジナル？のさくらソープで洗顔石鹸も常備していて不自由はありませんでした。

　露天風呂は屋根付の岩風呂１つと歩行浴ができるスペース１か所の構成です。ゆったりと露天風呂で入浴するのですが、岩風呂を囲むように岩の壁で周りを覆われしまっており、景観がほとんどありません(￣Д￣;;) 位置的に考えれば、もう一つの「槙の湯」の方が景観が抜群と思われますが、こちらの造りはとても残念な状態です。

　温泉は少し黄色濁った色で苦味と粘土臭をわずかに感じで、湯肌は重曹泉らしく少しなめらかな感じです。湯上りはさっぱりとした清涼感とほのかなポカポカ感を感じました。休憩室には雑誌云々も用意されていて、のびのびした空間で寛ぐ事ができるので、ゆったり気分は味わえる施設かなぁと思いました。