愛知県海部郡蟹江町富吉4−58 | |
0567-95-8822 | |
600円(土日祝は650円) | |
5:00〜26:00(受付は25:30まで) | |
年中無休 |
下足ロッカー(鍵付無料) 脱衣ロッカー(鍵付無料ロッカー:大小) |
ボディソープ、リンスインシャンプー リンス、ドライヤー、綿棒 |
内湯1、ジャグジー(バイブラ、座湯) 水風呂、サウナ、露天1 | |
あり(電気式・テレビあり) |
なし | |
可 | |
なし |
[源泉名] 富吉温泉1号泉 [泉 質] ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉) [源泉温度] 50.5℃ [湧出量] 957L/分(掘削・動力揚湯) [pH値] 7.46 [溶存物質] 1.46g/kg [ラドン含有量] 未測定 [分析年度] H26 [温泉の利用状況] 加水:× 加温:× 循環:× 入浴剤:× 消毒:○(塩素系) かけ流し:○(放流型) [温泉の特徴] 色:薄黄緑色透明 香り:鉱物臭、モール臭 湯肌:ツルポカ系 飲泉:なし 給湯方法:自家源泉 (旧分析) 富吉温泉1号泉 ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉) 50.5℃ 780L/分(掘削・動力揚湯) pH7.6 1.45g/kg H16 |
昨年、仕事帰りにたまに来訪していた「天然温泉 なべた川」。ここの常連さんと「富吉温泉」の近くの地元の方らしき方との会話を聞いていると「テルマまた営業やるらしくて、いろいろやっとるわ」「でも建物は直さんらしい」と言う情報を聞き、現地確認や情報収集をしたところ「富吉天然温泉 いづみの湯」と言う施設名で営業再開するとの事が判明。「富吉温泉」は正直、惜しむ中で閉館した施設だけにこのような再開はうれしいニュースです(^^)/ と言う事で、清掃時間が終わる朝5時から利用しました。あたりは薄暗い状況ですが、「富吉天然温泉 いづみの湯」の看板はしっかりライトアップされており、営業しているのが分かります。建物の外観はそんな「いづみの湯」の看板が設置された以外は全く、前施設の「富吉温泉テルマ55」と変わらず、入口にあったシブイ「TERMA 55」のロゴは「いづみの湯」の看板に差し替えられ、その他の看板類は上から「いづみの湯」のシールを貼っているだけなど細部な変化はあるもの、玄関の信楽狸などもしっかり健在で何ら変化がありません(^^;) 玄関に入ると、木札を抜き差しする懐かしいタイプの下駄箱がお出迎え。木札には「テルマ55」のマジック文字が縦線で消されているだけで、これもそのままです。入口横に券売機があり、チケットを購入しようと思ったのですが、来訪時は使用休止状態でフロント対応になっていました。 ロビーに入った瞬間思ったのは「変わってねぇ〜(^^;)」と言う雰囲気。漫画コーナーがあったり、椅子の位置などの細部な変化はありますが、本当にそのままです。ちなみにこの「いづみの湯」は「24時間営業」となっていますが肝心の浴場は清掃の為、26:00〜5:00までの3時間は入浴不可、この3時間はこのロビーだけが営業している状態なのですが、食堂等は営業しておらず、リラクゼーション云々も全くない、仮眠室も無く、ただロビーがあり利用できるだけ(^^;)う〜ん・・・まあ開放されている点はいいのですけど、24時間営業の意味あんまりないような・・・(^^;)と思うのは私だけでしょうか? 時間になると、受付の方が「おまたせしました〜」と言葉がけが入り、受付の方に入泉料を直接支払えば受付完了です。 脱衣室はそれなりの広さで、スチール製のロッカーが並んでいます。ロッカーは一部入れ替えを行ったようで、コインレスの鍵付の縦長のロッカーと「テルマ55」の時代からある10円の大小ロッカーと設置となります(再訪2:コインレスの大型ロッカーが設置されました)。もちろん、私は迷わず、コインレスの方を使用しました(^^;)が、よく見ると10円ロッカーは「テルマ55」の時みたいに「チャリーン♪」の音がでないリターン式の仕様に変更されている様です(^^;) 洗面台のドライヤーも金庫が備えてない、無料の物が設置されており(^^;)、ティッシュに綿棒も設置され前の施設の時とは対照にかなり良心的になってます(^^)それ以外のリフォームはガラスにコーティングシールが貼られているくらいで、最小限と言う感じです。 浴場は解放感ある空間で、3段階の内湯3点がお出迎えしてくれます。少々湯気があり視界不良ですが、浴槽やタイル張りは「テルマ55」と変わらずそのままで、古い施設特有のやや怪しい香りもそのままです(^^;) 洗い場も前と同じ固定式かなぁと思いきや、今時の手つきシャワーの混合栓のカランにすべて更新されており、お茶シリーズのソープが設置されています(^^)/ 残念なのが、シャワー勢いが弱すぎて、手で持たないで使い物にならないくらい水の勢いがないです(T-T)また、「テルマ55」の時から気になっていた洗い場まわりの水はけの悪さは、解消されていなかったので、流れ切れなかった髪の毛などの汚れが、目につくのが残念です。 内湯の構成や内容は「テルマ55」の時と全く変化無いのですが、温度が変わっていて、下段がわりと適温で、中段が激熱、上段が熱いな感じとなってました(再訪1:下段が激熱、中段が適温、上段がぬる湯とテルマ55時代と同じ温度設定に戻りました)。時に中段の浴槽は本当にヤバい激熱(^^;)で、ジェットバスと座湯として利用するまでに至れない状況です(^^;)まあ、熱めのお湯好きな方なら間違えなく大満足でしょう。 温泉は「テルマ55」の時と同様、薄黄緑色透明で鉱物臭を強く感じるツルヌマ系のお湯で、これでもか!と言う程、浴槽からオーバーフローしており、贅沢に温泉を堪能できます。温泉利用は消毒のみとなってますが、消毒な香りは全く感じません。温泉に関しては最高の状態である事は間違えありません。 サウナルームは木材が全面に貼りかえられ、新しい空間となっていますが、構造等はそのままです。ガラスから脱衣所が丸見えだった点は白いシールで対策されており、この点は改善されてますね。水風呂は来訪時、清掃の関係で湯はり中で溜っていない状態だったのですが、特に変化無い感じで、うたせ湯は利用できない状態になってました。 露天エリアへ向かう途中の塩サウナは復旧されておらず、扉だけが変わってました。露天エリアも懐かしいタイル張りの空間で、浴槽等もそのまんまですね(^^;) 湯上りはポカポカ感がありつつもスベスベ感もある、「富吉温泉」らしい仕上がりが変化なく、安心感が湧きました(^^;)施設としての感想は、温泉は変わらず文句なく良いのですが、それ以外に関しては、本当に最低限の改修を行っただけの状態。もちろん「富吉温泉」そのものが再開しただけでも大きいのですが、このままの状態では、どうなのかなぁと思う点があったり、営業力的には絶対に弱そうだなぁと思う点も多々見受けられるので、再開した以上は前の「テルマ55」を超えた施設造りをしていってほしいと思いました。なお、今回は「ご意見フォーム」で貴重なご意見をいただき、参考にさせての来訪となります。本当にありがとうございます(^^)/ (2015/01) [再訪情報1(2015/02)] 仕事帰りに利用しました。営業時間が5:00〜26:00と変更になり24時間営業では無くなりました。と言っても、元々入浴できなかった時間帯が営業しなくなっただけですね(^^;)その他、券売機が撤去されており、フロントで直接支払う方式になってました。 [再訪情報1(2015/04)] 仕事帰りに利用しました。リラクゼーションが始まり、下駄箱が木札から今時の鍵付コインレスの下駄箱に変わりました。さらに脱衣ロッカーもコインレスの大型サイズと普通サイズの物に入れ変わり、脱衣所の印象がガラッと変わった感じです。浴場もリンスが追加され、ソープ類は3種類の常備となりました。少しつづですが備品類の変化も出てきてるなぁと思いました。 [再訪情報1(2015/08)] 「温泉シールラリーゆらん」にて利用しました。まさかのゆらん加盟と言う感じですが、施設面的には何処かの中古品とみられる券売機が設置され、フロントはチケットを渡すのみとなりました。また、どうも施設の経営が三重県桑名市にある「桑名天然温泉 元気村 さとの湯」や「サウナ&スパ サト」など温浴施設の再生&経営を手掛けるサンデーの経営になった様です。その関係でイベント関係も類似するような体制になっていました。 |
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※旧施設のレポート [旧施設名] 富吉温泉テルマ55 [電話番号] 0567-95-5161 [入泉料] 500円 [営業時間] 10:00〜23:00(年中無休) [ロッカー] 下足ロッカー(鍵付無料)、脱衣ロッカー(鍵付有料10円:小) [無料の備品] ボディソープ、リンスインシャンプー ※ドライヤー(有料:100円/5分) 国道1号を通る度に、気になっていた温泉施設です。近鉄の富吉駅から徒歩3分くらいの距離にある駅チカの温泉施設で、平日の夕方前、帰宅時の途中下車で利用しました(^^;) 看板には天然温泉を強調しており、温泉を売りにした施設である事が分かります。玄関は「TERMA 55」と少しシブいロゴがあり、信楽焼たぬきが無かったら、病院の玄関みたいです。下駄箱は少し珍しい、木の差し込み式の鍵付ロッカーです。券売機でチケットを購入して受付に渡します。この施設は前にも利用した事があるのですが、その時の受付のおば様はあまりにも愛想が全く無かったので印象が悪かったのですが、今回は若い女性の方で、愛想良い対応をしてもらいました(再訪時は男性の方でしたが、愛想はよく、接客が改善されたぽいです)。奥には小さいながら休憩所や食堂施設も併設されて、湯上り後も寛げるスペースはあります。 脱衣室はそこそこの広さがあり、ロッカーは10円の鍵付有料式です。鍵をかけるとしっかり「チャリーン!」と下の金庫に落ちる音が聞こえます(T-T)また洗面台のドライヤーも有料でこちらは5分で100円と高めな料金設定です。しかも灰皿も完備されているため、分煙が全くできておりません(再訪時、喫煙ルームができ完全に分煙されました) 浴場は開放感ある造りで、内湯は浴槽が3種類、うたせ湯、水風呂があり、手前の大きい浴槽が43度以上はありそうな超高温な温度設定でビリビリするくらい熱いです。温泉は黄緑色透明で鉱物臭を強く感じるツルヌマ系のお湯で、塩素臭は感じず、湯の華もたくさん浮いており、鮮度はかなり良さそうな感じです。その他、中段がジャグジー湯になっており、上段がバイブラ湯になってます。こちら下段の浴槽に比べると温度は低めですが、それでも40度以上はありそうです(^^;) 洗い場は壁側にありカランが銭湯で見かけるような独立式です。ソープは前に来た時は無かったのですが、最近、設置されたようでリーブルアロエのボディソープとリンスインシャンプーが常備されています。 サウナは普通のサウナと塩サウナの2つあり、塩は購入式です(再訪時、塩サウナは廃止されていました)。 露天風呂は壁側に小さい浴槽が1つの構成です。浴槽を中心にタイルの汚れが気になり、清潔感に欠ける気がしますし、無駄にタイル張り一面な空間なので、なんか殺風景・・・な印象の露天です。 客層は地元客が中心と思われますが、露天で喫煙している方や刺青の方も見え、あまり客層的にマナーがよろしくなさそうです(再訪時、刺青の方の入場規制がとても厳しくなり、全く見かけませんでした。) 湯上がりは、強いポカポカ感と清涼感を感じ、温泉に入った〜と思えるスベスベの肌に仕上がります。施設は古びていて今ひとつですが、売りにしている温泉そのものは確かな泉質だと思います。 [再訪情報(2011)] 脱衣室に喫煙ルームができていた事により、タバコくさい感じがなくなってました。 [再訪情報(2012/04)] 久々に仕事帰りに利用したのですが、塩サウナが完全に廃止されていました。また、玄関の入り口にでかい立て看板やのぼりが立てられ、刺青規制がアピールされていました。それ以外の施設面、サービス面は特に変更ありませんでした [再訪情報(2012/12)] 年末にて老朽化に伴う閉館と言う情報を聞き、再訪しました。確かに設備は古いですが、温泉は相変わらずよい状態なので、閉館はとても残念ですね。 |
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[感想&評価] 温泉:★★★★★ 施設:★★★☆☆ 料金:★★★☆☆ 総合:★★★☆☆ |
[最寄の高速道路など] 蟹江IC 湾岸弥富IC [最寄の主要道路] 近鉄名古屋線:富吉駅 徒歩3分 |