岐阜県大垣市上石津町堂之上733−2 | |
090-4185-1789 (かみいしづ温泉入浴施設運営検討委員会) | |
300円 | |
13:00〜20:00(受付は19:00まで) | |
水・土曜日、第2・4日曜日のみ営業 ※2013年12月8日〜2014年3月26日まで |
下足ロッカー(なし) 脱衣ロッカー(棚のみ) ※貴重品ロッカーなし |
ボディソープ |
露天1 | |
なし |
なし(定員2名制) | |
可 | |
なし |
[源泉名] かみいしづ温泉 湯葉の湯 [泉 質] ナトリウム−塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉) [源泉温度] 29.5℃ [湧出量] 63.2L/分(掘削・動力揚湯) [pH値] 7.9 [溶存物質] 2.30g/kg [ラドン含有量] 未分析 [分析年度] H17 [温泉の利用状況] 加水:× 加温:○ 循環:○ 入浴剤:× 消毒:○(塩素系) かけ流し:×(循環型) [温泉の特徴] 薄灰色澄明 香り:微塩臭、鉱物臭 湯肌:ポカポカ系 飲泉:なし 給湯方法:自家源泉 |
土曜日の夕方ごろに利用しました。この施設は大垣市に合併する前の旧上石津町が掘削した温泉で、温泉スタンドのみの設備しかなかったのですが、町おこしの一環で、地域住民がこの温泉を活用した入浴施設建設を目指しており、補助金や地域活動支援や事業を活用して、社会実験としての期間限定で公民館の一角に簡易的な入浴施設を設置したと言う、社会実験的施設となります。 と言っても、私はそれを知って前提にこの施設に向かったのではなく、たまたま福井県の温泉に向かう道中、「温泉スタンド」の看板を発見し、「どんな温泉が湧いているのかなぁ」と興味本位で向かったら、「まさかの入れるじゃん!(^^)/」と言う偶然な出会いだったりします。 温泉スタンドがある施設は「堂之上コミュティセンター」と言う公民館みたいな建物の一角にあり、施設に着くと、それなりに車が停まっており、温泉スタンドも施設内にあります。さっそく分析表を確認して、泉質をチェック(^^) さぁ、福井県に向かうと思いながら、施設を見ると、入口にはのぼりや看板、窓には「社会実験実施中」と言うPOPがあり、「あれ?入浴施設?」な雰囲気になっています(^^;)玄関に向かうと、先客とすれ違い、お風呂セットの持参を発見!、なんと入浴できるようです(*゚▽゚*) 玄関に入ると、公民館チックでありながら、垂れ幕や案内POPがあり、入浴できる雰囲気ありありな感じです。玄関は下駄箱は無く、靴を脱ぐだけとなります。廊下を進み、暖簾の扉を開けます。典型的な公民館の大広間に入るのですが、その一角に男女分けた建造物が目に入ります。奥にお見えの女性の方に、挨拶をし、入浴希望すると、利用ノートに名前を記入するように言われ、記入します。その後、入泉料を支払えば受付完了となります。「先客の方いらっしゃいますので、そのまま奥へどうぞ」と案内があり、浴場の方面に進みます。 同じ大広間内に造られた脱衣所は杉の木をフルに活用した造りで、簡易的ではあるのですが、しっかりと造られた空間と言う感じになります。畳1条くらいの空間で、ロッカーは棚のみで、貴重品類は保管する場所が無い構造となります。ドライヤー等も設置は無く、備品類は特に無いシンプルな感じです。しかしながら、冷水が入ったポットはあり、紙コップでしっかりと水分補給は可能となっています。 浴場は杉の木一色と言う木目の温かみのある印象の畳2条くらいの規模となり、定員2名の浴槽1か所と洗い場1箇所の構成となります。一応、浴場は露天となりますが、屋根や壁はしっかりあり、景観も無いので外気浴に近いかなぁと言う感じです。 先客のご年配の方に挨拶をし、シャワーでお浄めをして、浴槽へ入ります。温泉は40度くらいの適温で、うっすら灰色見える濁り湯で、薄い鉱物臭と塩っ気のある温泉で、入っているとジワジワと温まる塩化物泉らしい温泉と言う感じです。浴槽は循環湯と言う感じで、お湯がオーバーフローしない構造なので、少し浮遊物が気になった感じはあります。 先客の方は地元の方の様で、温泉施設のさまざまな経緯を教えていただきながらのお話しながらの入浴で、意外と長く入れ楽しめました。こう言う共同湯ならではな醍醐味ですね(●´ω`●) 洗い場は1か所のみの設置で、鏡も設置されていて、カランも最新式となります。石けんはボディソープのみの常備となり、シャンプー類の設置は無いので必要な方は持参する事となりますが、簡易入浴施設でありながら、石けん類の使用ができるなんて、本格的ですねぇ。 浴場と大広間の距離が近いのか、大広間に来訪客の声が聞こえ、狭いのに混み合うかなぁと思ったのですが、一向に入っている気配がないので、不思議に思っていたのですが、先客が出た途端に、次の方が入れ替わりのように、入ってきます。どうもこの施設は浴場が狭いと言う事もあり、定員2名と決まっている様で、定員に満たしていると、大広間で待機となるようです(^^;) よかった〜すんなり入れて(´∀`) 湯上がり感はあっさりとした感覚とともに塩化物泉らしいポカポカ感がほんのりある感じで、絶妙なバランス感があるのですが、おとなしいものです。 湯上がり後、大広間へ戻ると施設の方から、アンケートのご協力をお願いされます。アンケートを記入しながら、地元の方から「みかんを1つ食べな」やお茶菓子などもあり、地域の憩いの場だなぁと思いながらも、温泉もあるなんて最高な施設ですねぇ(*≧▽≦) 残念なのは社会実験の一貫での入浴施設になるため、期間限定となっている点。ただ、この実験が成功して、ちゃんとした入浴施設建設に向けた1歩である事は間違えないので、今後の発展に期待したいですね(2014/01) [追記情報(2014/02)] 公式のブログ情報によると、3月30日までの期間限定から4月以降も継続される事が決まった様です。終了時期は分かりませんが、当面は入浴可能と言う事で、何よりだなぁ(^^;)と思いました。 |
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[感想&評価] 温泉:★★★☆☆ 施設:★★★★★ ※手作り温泉として 料金:★★★★☆ 総合:★★★★☆ |
[最寄の高速道路など] 関ヶ原IC [最寄の主要道路] JR東海道本線:関ヶ原駅 路線バス等利用 |