三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区有久寺
	0597-47-2661
	700円
	10:00〜18:00
	不定休

下足ロッカー(なし) 脱衣ロッカー(カゴのみ)

なし

	内湯１
	なし

	なし
	なし

[源泉名]　有久寺温泉 [泉　質]　温泉法規格該当鉱泉(フッ素による適合)　(低張性・冷鉱泉) [源泉温度]　16.5℃　[湧出量]　2〜3L/分(自然湧出)　[pH値]　不明　[溶存物質]　0.43g/kg　[ラドン含有量]　不明　[分析年度]　H17 [温泉の利用状況]　加水：×　加温：○　循環：○　入浴剤：×　消毒：○　かけ流し：×(循環型) [温泉の特徴]　色：無色透明　香り：微硫化水素臭　湯肌：ツルポカ系　飲泉：あり　湯元：自家源泉

このエリアの温泉巡りをする際に、地図に必ず表示され、気になっていた温泉です。国道42号から分断国道である国道422号を進んだところにあります。来訪時は工事中で利用できなかったのですが、国道の入り口に紀勢道の紀伊長島ICがあり、開通すればものすごくアクセスが容易になる施設だったりします(^_^;)国道422号から看板が見え、1.0車線な細い道を山奥へ進むのですが、施設間近な道は急勾配の上、狭いので走行には注意が必要です。建物の前に駐車場？なすペースがあり、そちらに停めます。 　施設は廃屋のようなそうじゃ無いような施設で、有久寺と言うように寺のようで、鐘や本堂があります。施設をウロウロしていると、若主人？のような方が現れ、入泉希望を伝えます。すると「まだ沸いてないから、自由にしてもらっていいので待っていてください」と言われながら浴場へ案内されます。ご主人の方に入泉料を直接渡し、それで受付が終了なのですが、なんかあちらこちらレトロチックな感じで、所謂鄙(ひな)びる度抜群な施設です。多少はぬるくても入れるらしいので、さっそく浴場へ進みます。 　浴場の入り口には大きく温泉分析表も提示されています。分析表によると、泉質名の付かないフッ素イオンによる適合の「規定泉」で、成分的には炭酸水素ナトリウムの含有量が多いので、重曹泉系の泉質と思われます。脱衣室は簡易的な造りで、無造作に敷かれた木のすのこが敷かれ、カゴのみの設置となります。貴重品等を預けるロッカーは無く、まあ、浴場もコンパクトなので必要性は薄そうです(^^;)ドライヤー等の備品も無く、温泉が「霊泉」と言うことで石けん等使用の禁止のPOPが貼ってあります。従い、ここはご利益ある霊泉で清める施設と言う感じなのでしょうか？ 　浴場はなんか洞窟風呂のような薄暗い閉塞感ある感じで、こざっぱな庭の景観が見渡せる内湯１つの構成です。壁にある岩からドバドバと熱めのお湯投入されているのですが、やはり事前の告知通り、浴槽のお湯はぬるめです(^^;)なので、このドバドバな湯口付近で温まりながら入浴してました。 　温泉の利用は加温、循環、消毒な感じで、湯量が少ないので循環利用は仕方ないのかなぁと言う感じなのですが、施設内には自然湧出している源泉があり、飲泉もでき、弱い硫化水素臭があるしっかりとしており、温泉であることが分かります。 　なお、この施設は利用者がないと、その循環を止めてしまうようなので(経費削減なんでしょうね)、利用したい時には事前に連絡を入れたほうがよさげです(事前に連絡すれば、適温にしておくとのことです)温泉は無味無臭で、あっさりとした感じで、はっきりとした特徴はなさげです。気になったのは浴場にこもる独得な特有の香りかなぁと思うんですが、古い施設なので仕方ないのかなぁと思います。 　湯上りは長湯した影響でしょうか？意外とポカポカしていました。肌はあっさり感で、お風呂から出たよな感じに仕上がります(^^;)あまり一般向けな施設とは言いがたいですが、一味違う湯めぐりをしたい方にはおすすめできると思いますよ(2012/12)

[感想＆評価] 温泉：★★☆☆☆() 施設：★☆☆☆☆() 料金：★☆☆☆☆() 総合：★★☆☆☆()

[最寄の高速道路など] 紀伊長島IC [最寄の主要道路] ＪＲ紀勢本線：紀伊長島駅 タクシー等利用