三重県鳥羽市安楽島町1084 | |
0599-25-5151 | |
2000円 | |
13:00〜16:00 | |
不定休 |
下足ロッカー(下駄箱) 脱衣ロッカー(カゴのみ) ※貴重品ロッカー(鍵付無料)あり |
ボディソープ、シャンプー、リンス、石けん ドライヤー、麺棒、クシ、化粧品各種 シェービングフォーム、カミソリ、タオル、バスタオル |
(汀の湯)内湯1、ジャグジー(バイブラ、寝湯)、水風呂、サウナ (岬の湯)内湯1、露天1 (風見の湯)内湯1、露天2、つぼ湯、水風呂、サウナ | |
あり(電気式・テレビなし) |
あり(宿泊者専用) |
なし | |
なし |
[源泉名] 鳥羽シーサイド温泉 [泉 質] 単純温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉) [源泉温度] 25.9℃ [湧出量] 19.9L/分(掘削・動力揚湯) [pH値] 7.6 [溶存物質] 0.07g/kg [ラドン含有量] 未測定 [分析年度] H23 [温泉の利用状況] 加水:○ 加温:○ 循環:○ 入浴剤:× 消毒:○(塩素系) かけ流し:×(循環型) [温泉の特徴] 色:無色澄明 香り:塩素臭 湯肌:さっぱり系 飲泉:なし 給湯方法:自家源泉 |
まだまだ寒い3月の始め、平日の13時すぎに利用しました。「鳥羽シーサイドホテル」は鳥羽の安楽島エリアの高台にある一つのホテルですが、身近なところでは中京テレビのライブカメラでよく中継されるので、名前くらいは有名なのかなぁと思う施設です。道のりの案内看板があるので迷うことないのですが、玄関前の空間はとても広大で、駐車場で車を停めてから、玄関まで歩くのも少し距離がある様に感じるくらい、今時珍しい大収容人数可能なマンモス的ホテルです。 玄関に入ると、フロントの方から挨拶があり、受付で入浴希望を伝えます。すると「2000円ですが、よろしいですか?」と申し訳なさそうに言われます。確かに2000円は日帰り利用としても高額な域なのですが、この日は「温泉博士」の、手形の利用ができたので半額の1000円で利用させていただきました(^^;)。フロントの方から、タオルとバスタオルを受け取ると、館内の浴場案内について説明を受けます。お風呂は3箇所もあり、すべてを湯めぐりできるとのこと。ただ私が利用したのは13時すぎなので清掃時間の関係で入れるのは壱の湯となっている「汀の湯」のみで、14時以降はすべて入れますよ〜と説明があります。しかも、今いるフロントのある階は7階(^^;)となっていて、お風呂はすべて下の階となっています。まあ、入ってきた玄関が7階ってスゴイ(^^;) と思いながら、まずは唯一入浴可能な「汀の湯」へ向かいました。 「汀の湯」は3階と言う事で、サクサク通路を進むのですが、エスカレーターやエレベーターなどまあ、それなりに移動距離はあり、大規模な施設だなぁと思います。 3階に着くと宿泊施設らしい浴場の入口があり、靴を入れるだけの下駄箱へ入れて脱衣室へ進みます。脱衣室はそれなりに解放感ある造りで、ロッカーはカゴのみの設置で、貴重品類は壁側に無料で使える鍵付貴重品ロッカーを利用できまず。窓側からはシーサイドホテルと言う名前に相応しく、鳥羽湾を一望でき、景観は悪くありません。 洗面台はドライヤーに化粧品類、カミソリ、クシと備品は揃っていますが、椅子は無く、立ってでの利用となります。柱に温泉分析表と温泉利用状況と他の階の浴場案内を合わせたPOPがあるのですが、温泉分析表を見ると面白く、温泉だけでの適合の単純温泉で、成分総計が「74.0mg/kg(0.07g/kg)」と過去利用した温泉の中でも一番じゃないかと思うくらいに成分軽薄な温泉です(^^;)。しかも湧出量も19.9L/分と多くなく、利用状況も加水加温循環消毒とフル利用となっているので、ほぼ白湯に近い温泉である事が分かります。申請者を見ると、「三重交通」となっていて、どうもこのホテルは「三重交通グループ」の施設なんですね(全然知らなかった)。 浴場はそれなりに解放感があり、手前側にサウナと水風呂、窓側にJの形をした大きい内湯1つに奥側にプラスチック製の湯船で寝湯のジャグジーバス2ヶ所と丸型のジャグジーバス1か所の構成となり、洗い場は壁側と手前側に仕切りありのみとなります。ソープ類が流行のアロマソープが一式となっていています。施設の雰囲気からしても、そこそこの年期を感じ、露天も無いので一番古い大浴場なのかなぁと思います。 さっそく、内湯で温泉を堪能するのですが、まず気になったのが角質のような浮遊物が無数にありました(T-T)入る前から、循環湯だなぁ〜と思いながらも、湯船に浸かるのですが、無色透明で香りはさほどの塩素臭は無いのですが、お湯がくたびれている感じで、新鮮さが無いお湯で、特徴もこれといってない感じですね(--;) サウナは小規模の電気式サウナで、体感温度も高めで悪くない感じで、この浴場ではもっぱらサウナばかりを利用しておりました(^^;) 温泉はお湯が新鮮でないので、少々がっかり気分ながらも、次に期待して露天がある弐の湯となっている「岬の湯」へ進みます。こちらは1階にあるようですが、建物が反対側にあり、一度フロント等を経由していく形になります。こちらもエレベーターや階段等で進み到着するのですが、道中には広々とした休憩エリアもあり、呈茶サービス等も行っている様です。さすがに大規模施設なので、日帰り利用ながらも、それなりの寛げる施設は完備している感じです。 「岬の湯」の脱衣室は新しめになっていて、利用方法は前の「汀の湯」と同じく、靴を下駄箱に預けて、ロッカーはカゴのみ、鍵付貴重品ロッカー利用となります。洗面台の備品等も備え付けは同じですが、こちら側は椅子の設置があったり、脱衣室内に紙コップで飲める冷水器の設置もあり、湯上り後に重宝できそうです。 「岬の湯」の浴場は広いながらもシンプルな造りで、階段を降りて左側に洗い場、窓側に内湯の構成となります。景観も鳥羽湾を見渡せる造りになっていて、いい感じです。 洗い場は壁側は鏡が無く、中央のみ鏡付きとなっていて、ソープ類は「汀の湯」と異なり、フェニックス製のよく見かけるソープ一式となっています。 露天は吹き抜けから鳥羽湾が見渡せる屋根付きの岩風呂となっているのですが、向かい側に見える堤防や通路がよく見え、若者がはしゃいでいたのですが、たぶんこちらも丸見えなのかなぁと思ったりします(^^;) 温泉は「汀の湯」よりは新鮮感があるのですが、湯感は変わらない感じでした。 最後に参の湯である「風見の湯」へ進みます。こちらは「岬の湯」へ行く途中の休憩エリアの奥が入口となっていて、施設的にも新しい感じになっています。浴場へ向かう通路の途中には足湯エリアもあり、いっぱい造ったなぁ(^^;)と思います。 「風見の湯」の脱衣室は、靴を殺菌灯付きの下駄箱に入れます、ロッカーは同じく、カゴのみなので、貴重品は鍵付の貴重品ロッカーへ預けます。「岬の湯」と同じく紙コップで飲める冷水器も設置されていますので、湯上がり時の水分補給も大丈夫な感じです。 「風見の湯」の浴場はスロープを降りた先にあり、窓ガラスから斜光が注ぐ、今時なシックな浴場と言う感じです。窓側には大規模な内湯1つと、奥側に水風呂と低温サウナ、手前側に仕切りありの洗い場の構成となります。窓ガラスの先には露天エリアが見え、さまざまな浴槽が展開されていて、この浴場のメインは露天エリアである事が分かります。 洗い場の仕切り板はしっかりと高さや幅があり、パーソナル感たっぷりな仕様でソープ類はクラシエ製のよく見かけるソープ一式となります。各浴場ごとに異なるソープを置いているのも、また面白いですね。 サウナは60℃設定と言う低温タイプで、長く入れるサウナと言う感じです。 露天エリアは天井があるベランダタイプで、海は見渡せるのですが、圧迫感が少しあり、気持ちいいまでの解放感は無い露天かなぁと思います。構成は入口手前側から岩風呂、つぼ湯2ヶ所縁だけじゃない総ひのき風呂1か所の構成となります。 岩風呂は少し深めに造られいて入浴すると、景観は楽しめない高さになってしまいます。よって、景観を楽しむなら奥側のつぼ湯かひのき風呂がいいのかなぁと思う感じです。温泉は「汀の湯」同等で、ふつうの白湯な感じでした。 日帰り利用なので、短時間で3か所も湯めぐりしたので、かなり疲れてしまったのですが(^^;)1度でこれだけ大規模な施設を湯めぐりできるのも、なかなか無いので、凄いかなぁと思います。残念なのはやはり温泉なのですが、これだけの大規模な施設に対し、温泉は湧出量が少なかったり、成分軽薄なので、完全に施設が温泉を殺してしまっているのは間違えないのですが、逆を考えればこの温泉を生かしても、成分軽薄で温泉らしさは感じられにくいので、温泉はそれなりに使う程度のアピールで、施設面を強化したのかなぁと思います。 あと、最初から最後まで数時間利用して、先客後客ともに誰一人会わず(^^;)完全貸切状態と言う、素晴らしい状態で利用させていただきました。お値段が高いので、お気軽感は無いと思うのですが、そのお値段に相当する施設数は十分あるので、いろんな浴場を1度に楽しみたいと思う方にはおすすめできる施設と思いました。(2013/03) |
(汀の湯) (岬の湯) (風見の湯) |
[感想&評価] 温泉:★☆☆☆☆() 施設:★★★★★() 料金:★☆☆☆☆() 総合:★★★☆☆() |
[最寄の高速道路など] 伊勢IC 伊勢二見鳥羽ライン [最寄の主要道路] 近鉄鳥羽線:鳥羽駅 送迎バス利用 |