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  2. 三重県
  3. 天然温泉 碁石の里 神川温泉 共同浴場



    所在地 三重県熊野市神川町神上214
    電話 0597-82-0001(熊野市役所 神上出張所)
    080-1550-1900(温泉当番)
    入泉料 400円
    営業時間 16:00〜20:00
    定休日 月・水・金・日曜日
    ※火曜・木曜・土曜日のみ営業

    ロッカー 下足ロッカー(下駄箱)
    脱衣ロッカー(棚 or カゴのみ)
    ※貴重品ロッカー等なし

    無料の備品 ボディソープ、リンスインシャンプー
    ドライヤー

    浴槽の種類 内湯1
    サウナ なし

    入れ替え制 定員制あり(3〜4人)
    施設利用のみ可否 不可
    割引・特典等 なし

    公式ホームページ 共同湯・湯治場 駐車場あり

    温泉情報
    [源泉名] 神川温泉
    [泉 質] 温泉法規格該当鉱泉(フッ素、総硫黄にて適合) (低張性・中性・冷鉱泉)
    [源泉温度] 17.7℃ [湧出量] 17L/分(掘削自噴) [pH値] 7.1 [溶存物質] 0.23g/kg [ラドン含有量] Rn4.1(15.2Bq) [分析年度] H21
    [温泉の利用状況] 加水:× 加温:○ 循環:× 入浴剤:× 消毒:○(塩素系) かけ流し:○(放流式)
    [温泉の特徴] 色:無色澄明 香り:微硫黄臭 湯肌:あっさり系 飲泉:なし 給湯方法:自家源泉


    施設利用レポート
     極寒5℃の夕方5時ごろから利用しました。「まっぷる」などの温泉雑誌にも掲載されている熊野市の共同浴場。しかしながら営業が火曜、木曜、土曜日の週3回のみで1日の営業も4時間(16:00〜20:00)と営業形態が特殊な関係で来訪チャンスがなかなかなく、ようやくの来訪となりました(・´ω`・)
     施設の場所は和歌山県の飛び地である北山村との県境にあり、ものすごく山中と言うか秘境なロケーションです。アクセスとしては熊野市街地からの県道1本で行けるのですが、この県道を当てにて進むとなんと通行止(T-T)仕方ないので国道経由の迂回路で進むのですが、過去に北山村の「おくとろ温泉 やまのやど」へ向かう時と同じ道・・・所謂酷道ですね(^^;) すれ違いが困難なクネクネ山岳道路で、「陸の孤島」に向かうだなぁと思う感じです。

     施設は平屋の建物で、パトランプが付いた看板もあるので存在も分かりやすい感じです。本当なら開店時間前の到着予定だったのですが、通行止による迂回の為、開店から約1時間が経過、地元の方と思われる軽トラが沢山停まっており、賑やかな雰囲気があります。 中に入ると、温泉当番の女性の方から「遠いところからいらっしゃいませ」と歓迎されます。入泉料を支払うと、「どちらからですか?」など会話があり、「狭い浴場で順番になりますので、呼びますのでお待ちくださいね〜」と言われて、待合室で待ちます。浴場は3〜4人の定員制を取っている様で、既に先客が数名お待ち状態で、割と人気あるんだなぁと思う感じでした。 かなり待つかなぁと思ったのですが、温泉当番の方が「余所の方を先に〜」と言う配慮をいただき、先に入れる事になりました(^^;)

     脱衣所は、思ったりよりの手狭な空間でロッカーはカゴ付の棚のみとなります。貴重品類を預けるロッカーの設置は無いので、貴重品関係は持ち込まないのがベストかなぁと思います。洗面台は意外にもドライヤーの設置や、私物系のソープ類の設置もありました。

     浴場は5〜6畳くらいじゃないかなぁと思うコンパクトな広さで、左側に内湯1か所と右側に洗い場3箇所の構成となります。洗い場は今時のシャワー付きの混合栓カランで、ソープ類もしっかり完備。共同浴場と言う割には、設備や備品類はしっかりしている感じです。先客にご挨拶を行い、洗い場にてしっかりお浄めを行い、内湯に浸かります。 内湯は3人程度が定員と思われるポリバスとなっており、壁側の湯口からかなり熱い高温の源泉が投入されて、しっかりとオーバーフローされており、かけ流し感満載です。ポリバスであるもの、ゴムの滑り止めもしっかり設置しており、滑る事は無い浴槽と言う感じです。

     温泉は無色透明でわずかに硫化水素臭があるかないかなレベルで、無味無臭に近いあっさり目の感触と言う感じです。成分的には軽薄な温泉で、フッ素イオンと総硫黄による温泉成分適合の泉質名が付かない規定泉の温泉となりますが、利用状況も加温と消毒だけのかけ流し状態なので、循環しまくっている下手な温泉よりは楽しめるかなぁと思う温泉だと思います。温泉としての湯上がり感はさっぱりテイストですが、しっとりした湯肌は感じられるので、温泉らしさは堪能できました。

     湯上り時には温泉当番のおば様よりアメちゃんやミカンなどもいただき、ご当地もお祭りのお話などもしていただき、ローカルな空間をじっかり味わう事ができる施設だと思いました。施設面も手作り的な温かい温泉施設もなかなかですし、浴場も清潔感もあり、共同浴場と言う雰囲気を覆すような要素は多々あります。営業形態が特殊でなかなか行きにくいですが、また行きたいと思える、行く価値が十分にある施設だと思いました〜(2015/01)
    神川温泉 神川温泉

    神川温泉 神川温泉

    神川温泉 神川温泉

    [感想&評価]
    温泉:★★★☆☆
    施設:★★★☆☆
    料金:★★★★☆
    総合:★★★★☆

    アクセス
    車でのアクセス
    [最寄の高速道路など]
    熊野尾鷲道路熊野大泊IC

    [最寄の主要道路]
    国道169号国道309号県道34号

    公共交通機関でのアクセス
    JR紀勢本線:熊野市駅
    路線バス等利用

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