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  3. かんぽの宿 有馬



    所在地 兵庫県神戸市北区有馬町1617−1
    電話 078-904-0951
    入泉料 700円(土日祝・特定日は1000円)
    営業時間 10:30〜20:30(受付は20:00まで)
    定休日 不定休

    ロッカー 下足ロッカー(鍵付無料)
    脱衣ロッカー(鍵付無料ロッカー:小)

    無料の備品 ボディソープ、シャンプー、リンス
    ドライヤー

    浴槽の種類 内湯1、ジャグジー(バイブラ)
    サウナ なし

    入れ替え制 なし
    施設利用のみ可否
    割引・特典等 なし

    公式ホームページ 日帰り・宿泊併用 駐車場あり

    温泉情報
    [源泉名] 愛宕山泉源
    [泉 質] 含鉄−ナトリウム−塩化物強塩泉(高張性・中性・高温泉)
    [源泉温度] 98.5℃ [湧出量] 50L/分(掘削・自噴) [pH値] 6.45 [溶存物質] 49.58g/kg [ラドン含有量] 0.7Bq [分析年度] H23
    [温泉の利用状況] 加水:○ 加温:× 循環:× 入浴剤:× 消毒:× かけ流し:○(放流型)
    [温泉の特徴] 色:茶褐色濁色 香り:鉄臭、微硫黄臭 湯肌:ポカポカ系 飲泉:なし 給湯方法:自家源泉


    施設利用レポート
     平日のお昼過ぎに利用しました。自分自身、数々の施設を利用した事のある「かんぽの宿」ですが、この有馬温泉の「かんぽの宿」は赤字経営だらけで有名な「かんぽの宿」の中でも数少ない黒字経営の施設であり、人気がある様です。施設としては温泉街の外れの丘の上にあり、急勾配の坂道を道なりに進めば到着します。施設前には無料駐車場もしっかり完備しており、有料駐車場が中心の有馬温泉の中でも恵まれた立地と規模がある様です。このあたりはさすが元・公共?な感じですね。

     建物はそれなりに高級感あり、他の「かんぽの宿」に比べても別物の様な感じがあります。玄関に入ると、解放感あるロビーはお出迎えしてくれます。吹き抜けもあり、ホテルのロビーと言う感じ(^^;)地味なあの「かんぽの宿」の雰囲気は何処やら? 日帰りの受付はフロントでは無く、日帰り用の下駄箱と券売機が設置されており、靴はコインレスのロッカーに預けて、スリッパに履き替えます。券売機でチケットを購入して、このチケットを持ったまま浴場がある4階へそのまま進むような流れになるようです。受付的には「かんぽの宿 恵那」と似た感じです。エレベーターで4階へ向かい、通路途中にある番台の方にチケットを渡せばそれで受付終了となります。 通路途中には自家源泉をアピールするPOPや分析表や湯守の方のエピソードが記載された記事などの提示もあるので、興味ある方はチェックしましょう(^^;) 

     脱衣室は中央に椅子とベビーベッドがあるコンパクトな構成で、壁側に沿ってコインレスで仕様できる「かんぽの宿」仕様の小さなロッカーが並びます。洗面台はドライヤーと試供品の化粧品の常備となります。ロッカーはさすがに「かんぽの宿」らしいサイズなのですが、本当にどこ行っても同じだなぁと思います。荷物が多い方は2つ以上は使わないと入らないですし、大きさによっては収納も不可能ですので、荷物はやはり最小限がお勧めです。

     浴場へ進むと畳がお出迎えしてくれます。床はすべて畳で統一され、滑らない構造となっておりこれは珍しいですね。窓側に温泉利用の大きい内湯1か所、手前側に白湯のバイブラバスの2ヶ所の浴槽構成となります。壁側には仕切りなしの洗い場があり、カランも今時の混合栓タイプでソープ類も完備していますので、不自由ない洗い場と言う感じです。

     さっそく温泉を堪能します。色は有馬温泉の金泉に該当する濃い茶褐色で、ほぼ不透明な程の濃い濃度と言う感じです。香りは鉄臭よりかは泥臭いと言うか、悪い表現で言えばド○くさいくらい独特な香りがあります(^^;)。この手の温泉ではよくある香りではありますが、好みは分かれそうで、苦手な方はつらいかも。 湯肌のトロッとした濃さを堪能できる温泉、入浴中もキシキシ感がある同時にポカポカがキューと高まります。利用状況的には加水のみのかけ流し利用となってますが、元々が濃い温泉なので、加水されていると言う感じはないですね。白湯のバイブラバスはたぶん、ダメな方向けの救済浴槽と言う感じでしょうけど、せっかくの有馬温泉ですから、温泉入れずにここだけを利用するのは勿体ないなぁと思いますね(^^;)

     湯上りはポカポカ感がある同時に、少しベタベタ感もあります。特に鉄ザビが体についてしまうので気になる方は上がり湯が必須になりそうです。有馬温泉の中では貴重な自家源泉利用の施設になりますので、利用価値はあると思います。特に有馬温泉と言えば、高級や上級ホテルや旅館がメインで、リーズナブルな料金で利用できる施設は少な目なので、そんなニーズにマッチしている「かんぽの宿」は人気でるのは当然と言えば当然なのかなぁと思いました。(2014/06) 
    かんぽの宿 有馬 かんぽの宿 有馬

    かんぽの宿 有馬 かんぽの宿 有馬

    [感想&評価]
    温泉:★★★★★
    施設:★★★☆☆
    料金:★★★☆☆
    総合:★★★☆☆

    アクセス
    車でのアクセス
    [最寄の高速道路など]
    阪神高速7号北神戸線西宮山口南、有馬口

    [最寄の主要道路]
    国道176号府道51号府道98号

    公共交通機関でのアクセス
    神戸鉄道有馬線:有馬温泉駅
    徒歩約15分

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